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イギリス留学をして英語力で身を立てたい

今から半世紀ほど前の話ですが、日本の建設会社がこぞって海外工事を目指したことがあります。その中心的な役割を果たしていたのが ODA政府開発援助です。 ODA 政府開発援助で東南アジアに派遣された日本の建設会社の社員はたくさんいます。私もそのうちの一人です。私はスリランカで6年間働かされました。ビジネスで使われる言葉は英語です。スリランカで話されている言葉はイギリス式のクイーンズイングリッシュです。 British Englishとも称されています。スリランカの公用語はシンハリ語ですが英語も準公用語として通用しました。スリランカを訪問して一番驚いたのが、スリランカのエンジニアの高い英語力です。英検の資格を持っていた私は自信満々でした。スリランカに到着してわずか数日でその自信は崩壊しました。スリランカのエンジニアたちの高い英語力には完全に負けていたからです。スリランカのエンジニアたちはイギリス留学をしたわけではありません。コロンボの大学で学習する教材が全て英語の文献ということです。それで英語力が増大したのではないかと考えられます。これから若い人たちで英語力で身を立てようと考えられる人はどうすれば良いのでしょうか。ズバリそれはイギリス留学です。イギリス留学でもロンドン留学がおすすめです。ロンドン留学が無理であれば、せめてロンドン郊外の田舎の大学を目指しましょう。 日本人が一人も在籍しないようなロンドン郊外の田舎の大学を目指せば、間違いのないところです。日本人が一人でもいるとどうしても日本語で話す傾向があります。 イギリス留学をする前に日本人との交流を断つ決心をしてください。実際にそれをやってみればわかることですが、それで、ようやく本物のイギリス英語をマスターすることができます。イギリス留学でも切羽詰まらないと人間の能力は発揮できません。イギリス留学で最高の効果を上げるためには、日本人の全くいないところで真剣に学習することです。これが一番大切なことではないでしょうか。

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